２スト２００ｃｃオフから乗り換えた者の一インプレです。
１９９８年２月１４日納車日
トラクターみたい、音がうるさい。（＾＾；
ノーマルより４ｃｍシート高が低い低車高タイプを買ったのですが、これでも前車 KMX200 より＋１ｃｍ位ありそう。ノーマル車では身長１７２ｃｍの私にはかなり辛かった事でしょう。
乾燥車重１１６Ｋｇは 前車 KMX200 より１８Ｋｇ重いんですが、ガソリン満タンでもほとんど重さを感じません。それどころか押し歩きでは明らかに KMX200 より軽いです。まぁこれはタイヤ、チェーンなどが新品なので当然なのかもしれません。
ポジションは少しハンドルが低い気がします。シートは固いです。
ハンドルの切れ角は（かえって恐いくらい）大きく、駐輪場からの出し入れ、Ｕターン等便利です。
魅力の一つ、大きなヘッドライト。
その横に小さな小さなウィンカーランプ。ちょっと、小さすぎると思う。
このヘッドライトのレンズは、プラスチックです。たたくとポコポコとプラを叩く音がします。（あたりまえか）
肝心の明るさですが・・・思ったほどでもないような・・・。(^^;
あれ、左右でタンクの形がちがうような・・・。撮り方かなぁ？
風邪なのに５０Ｋｍ程乗ってみましたが、加速感がまるでない。デジタルメータのスピード表示を見て「えっ？、こんなに出てる？」という感じです。
スピードメータが＋１０数Ｋｍ／ｈで表示されているような感じを受けます。
２５０ｃｃシングルは HONDA 250RS（１８年前：ふ、ふるい(^^;）以来なのでよくわかりませんが、低速時、特に１，２速パーシャルの時にギクシャクします。
あと、ギアはしっかり選んで走らないとノッキングします。軽くノッキングさせるとシングルらしくていい感じではありますが。
４ストシングルはこんなものかも知れません。
トルクにのって走っていくとトラクターのような雰囲気で面白いかも。
（もと２スト乗りの感想では）
雑誌、SUZUKI のWebPageともミッションが「ロータリー６速」とか載っていたので「うそだろー」と思いながらも不安になってたのですが、やはり「リターン６速」でした。
冗談きついです。（＾＾；
自分のペースで、クネクネ道を「バタバタバタ」とトルクで走ると面白いバイクだと思います。身構える事無く通常速度で楽しいバイクと感じました。
１９９８年２月１５日
本日は７０Ｋｍ程乗ってみました。
濡れた山道のワインディングロードを少しだけハードに。
やはり緊張感無くそれなりに面白いですが、タコメータが無いので回転数が分かりません。オフロードバイクにもタコメータは欲しいです。慣らし運転どうすればいいのでしょう。
多機能デジタルメータのツイントリップは便利です。時計も便利です
でも減算タイマーや、ストップウォッチはよからぬ事に使いそうでヤバイです。（笑）
面白いのが、バックさせた時スピードが３Ｋｍとかすぐに表示されることです。お試しあれ。（笑）
しかし、平和なバイクです。ロングツーリングに向きそうです。（＾＾）
残念なのは排気音。迫力あるシングルの音で、乗って走っている時には（自分は）なかなか良い音かも知れませんが、止まるとうるさいです。バイクに興味ない人にはかなりうるさく聞こえているでしょう。
排気音は静かなほど良いと思っているので、残念です。
良くない点
スタータ（チョーク）レバー（ノブ）がキャブの横についており、燃料コックからのホース、リアサスのリザーブタンク等が邪魔になって走りながら触るのが困難。走行前にきっちり暖気運転すれば問題ないのでしょうが、そうもいかない状況も多々あるので不便です。手元に持って来てほしかった。
ハンドルバッグ
物入れはこのバッグしかないのですが、小さすぎます。
「常時携行」と印刷してあるメンテナンスノートも入りません。(^_^;
（ちなみに私は自賠責証とゴム紐を入れてます。鍵はありません。）
必需品の防犯ロック位入れる所が欲しいです。
工具箱は左サイドカバー裏にあるが、キーロックはなくゴムのカバーだけ。
雨中走行時か洗車時かわかりませんが中に水が入ってました。
たぶん水抜き穴からの逆流でしょう。要注意です。
とりあえず、こんな所でしょうか。
２００Ｋｍ走行後感想
・ガソリンが減らない。１７リッタータンクで２５Ｋｍ／Ｌとして、まだ半分くらいなのかなぁ。これも大きな魅力です。
・極低速でギクシャクする。時にうしろからドツかれたような動きもあります。チェーンを調整してみましたが、多分ガサツなエンジンのせいでしょう。結構半クラを要求されます。
リヤスプロケットがハブダンパーを介さずに、直接ホイールにボルトオンされているのもギクシャクの原因と思います。
・雨中走行したのですが特になんの問題もないです。オフ用のブロックタイヤは路面状況に寛大で、ラクチンです。
でも、フロントフェンダーはダウンタイプに（あれば）変更したいなぁ〜。泥が詰まって走行できないような所は走る予定ないので。それよりも雨が飛び散るほうが遥かに不便です。
ちなみにフロントフェンダーの後ろ側は、このようにスリット（横穴）が開いてますので、ここからも泥水が散ります。(^^;
・メインキー、ハンドルロック別体式はやっぱり不便。（盗難には有効なの？）
エンジンの暖機運転をして「さぁ、行こう！」としたら、ハンドルロックがかかってて、またエンジン切ってハンドルロック解除なんて悲しいです。（さすがに某氏みたいにハンドルロックかけたまま発進はしませんが。(^^;）
そうそう、ハンドルロックにキーを挿したままハンドルをきってキーを少し曲げてしまった。（くそ〜）
・質問メールを頂いたのですが、足つきを考慮してかシートの幅は狭いです。
ですから、ツーリング時のお尻の痛みは早く来そうです。が、連続８０Ｋｍ位では特に問題はなかったです。（スリム体型です。為念）
シートとの段差が少ない（ほぼ水平）標準装備のリヤ荷台(^^; は良いです。荷物がいっぱい積めそうです。３ＫｇまでＯＫとマニュアルには書いてあります。
やっぱり荷物は荷台(^^; がいいです。ゴム紐もかけ易いし。(^^)
ほらね、べんりでしょ。（笑）
衝撃の事実！（大袈裟）
サービスマニュアルを眺めていたのですが、なんと「リアブレーキパッドの脱着はリヤホイールを外して行う」と書いてある(^^;。
（ちなみに YAMAHA LANZA もそうらしい）
でも、そのままでもなんとかパッド交換可のようにも見える。
交換時期が来たらチャレンジしてみよう。
ＸＣで初めてのオフ(1998/02/28)
フラッと近場の山道から林道へ入ってみたんですが（今まで行ったことがない所）、雨、アラレ（マジ）に降られて大変でした。
途中からはほとんど廃道状態のオフで、ぐちゃぐちゃのドロ道、石ゴロゴロと多彩な道だったのですが、スタンディングして走るよりシートに座ったまま走る方が安定しているようです。
また、ガソリン満タンで入ったのですが、廃道のような所ではさすがにガソリンの重量を感じてしまいました。
でも、ガス欠の心配はほぼ皆無なので、大容量タンクのメリットの方が大きいと感じました。実際今回も山を抜けて「ここはどこ？」となったのですが、引き返すにしても進むにしても全然プレッシャーを感じませんでした。
途中、倒れた木が道を塞いでいたのですが、２ストですとフロントをチョコンと上げてパスする所ですがジェベルではフロントが浮かず、ブルドーザのように木を押しのけてパスしました。(^^;
下りでは、まだ４ストの強力なエンジンブレーキになれていないのか、結構気を遣いました。アクセルを開けた瞬間のドンと出るトルクが抑えられないのです。
アクセリングで右手が疲れました。（一般公道でも同じですけど）
トルクフルなのか、単にガサツなのか・・・。
で、ドロだらけのバイクを根性入れて掃除しました。
もうオフ道へは行きたくないです。＜ 掃除が嫌いらしい。(^^;